現場監督から現場に必要な積算業務を経て、現在では建築部(管理課・申請設計課・意匠設計課・IC課)の4課をまとめる佐野さん。
部門のメンバーへの配慮や業務を円滑にまとめる仕組みづくりなど
様々なお話を伺ってみました!
01.4課を担い変化したこと
佐野さんが仕事で一番大切にしていることは、
『相手への配慮を忘れない』こと。
建築部では色々な事業部や業者様との関りが多くなるため
特に気を付けているそうです。
建築部の要となる佐野さんに仕事に対する想いを伺ってみました!
佐野さん)
私の仕事内容は年々変わってきているんです。
元々は現場監督として働きたくてALLAGIに入社し
現場監督の時は自分の現場のことだけを考えて仕事に取り組んでいました。
当初は積算業務や現場全体を管理する専門の課はありませんでしたが、
私が担当させてもらえることになり、管理課が立ち上がりました。
管理課の仕事とは、お家を建てる際に必要な積算業務や現場の全体の管理
あとは業者様とのやり取りがメインとなる部署です。
管理課では現場全体のことを考えて
どの工程で進めるべきか、どの業者様にお願いしようかなど
1つの現場だけでなく、工程や予算など
全体を見て仕事に取り組んできました。
そして今では管理課・意匠設計課・申請設計課・IC課の4課を任せてもらえるようになり
現場のだけでなく、お家を建てる工程のすべてを考えながら
部署の目標達成や部下の育成なども含め会社全体のことを考えながら仕事に取り組んでいます。
今こうして思うことは、
『現場監督の時は自分の現場のこと』
『管理課の時は現場全体のこと』
『現在では会社全体のこと』
と考えることべきことが年々変わっていることに
自分でも驚いています。
4課を担うようになってから思うのが、
業務の連携が『自分の配慮次第で大きく変わる』ということです。
連絡のスピードを早くしたり
相手の見やすい資料をつくったり
一番大事だと思う『相手が理解できるまでしっかり伝える』ことは
仕事をする上で大切にしていることです。
02.人との関り方が大切
先程も『相手への配慮が大切』だと伝えましたが、
仕事は一人で完結できるものが少なく
誰かにお願いしたり、確認してもらったり
相談に乗ってもらったりと必ず誰かに支えてもらいながら
仕事が成り立っていると思っています。
私も部下から相談を受けたり、時には厳しく伝えないといけない場面も多くなってきています。
その時に意識していることが3つあります。
一つ目は『相談しやすい雰囲気でいること』です。
正直まだまだできていないこともありますが、
忙しくても忙しそうにせずに話しやすい状態でいることを意識しています。
二つ目は『理解できるまで何度でも話す』ことです。
より伝わりやすいように部活をやっていた部下にはそのスポーツに例えて話したり、
腑に落ちるまで色々な例え話使いながら理解できるまで話しています。
三つ目は『伝えるべきことはしっかり伝える』ことです。
良いことは良い。悪いことはしっかりと理由と一緒に悪いと伝えています。
正直言いたくないこともたくさんありますが、
伝えなければ一生わからないままですし、その人のことを想って厳しいことも
良いこともしっかり伝えています。
他にも気を付けていることはありますが、
『相手のことをどれだけ想って仕事をするか』というところが
どの仕事でも大切になってくるのではないかと思います。
03.後輩たちに伝えていきたいこと
一番伝えたいことは、
自分一人では仕事が成り立たないということです。
相手のことを想って、仕事をお願いしたり
仕事の引継ぎ方にもこだわってほしいと思っています。
1つの雑な仕事でどれだけの人に迷惑がかかるかというところもしっかり理解し
ひとつひとつの仕事を丁寧に行っていって欲しいです。
また、人に教える環境が自分自身を成長させると思うので
どんどんと2番手・3番手のポジションをつくっていき
部署全体が成長できる環境を整えていくことも私の役割だと思っています。
建築部から会社全体の成長に貢献できるように努めて参りたいと思います。